記憶にございます

ひたすら日常の記録を取ることにしました。裏道を通りたがる私。いつかタモリ倶楽部に出演したい。

祝30周年!「渡辺篤史の建もの探訪」の魅力!

30年、平成元年から時間帯を変えながら続いてる番組があります。

(ひょー、平成から続く番組が30年とな!おったまげ!!)

 

その名も「渡辺篤史の建もの探訪

時間帯はよく変わり、現在テレ朝では朝4時半~25分放映されてます。

 

ちなみに小田和正さんの主題歌もスタート当初から変わってません。東北大院で建築を学んだ小田さんだからこそオファーが来たのかもしれません。

朝から爽やかなメロディラインは番組の雰囲気にぴったり。

曲名は「BETWEEN THE WORD & THE HEART~心と言葉~」です。

なかなかの名曲。歌詞が泣かせてくる。

カラオケで歌う際は是非。

 

・・主題歌でここまで語れる番組ってすごいですね!

ざっくり番組概要をお話すると渡辺篤史さんという俳優(しかしどんな役をやるんだろう、殺人鬼とかパワハラ上司役とかは見たくないなぁ・・)が

一般家庭にお邪魔して、その新築住宅をレポートするのです。

建築とか好きな人にはたまらないですね。

 

 

お宅訪問の番組はあまたあれどこれは一味違う!

渡辺篤史さんの魅力全開です!!

私なりに良さを考察してみました。

 

1、渡辺さんが基本聞き役

基本的には登場するおうちの人の話を聞くスタンスなのです。

相づちは「ほぉ~!」「そうですか~」が基本。

Mステのタモリさんと互角。相づちワンパターンぶりでタイマン張れますね。

 

相づちについてはTwitterでこんなアカウントがあるんでチェックして下さい↓

http://www.渡辺篤史bot.com/ (@atsushi_tanbou)さんをチェックしよう https://twitter.com/atsushi_tanbou?s=09

 

しかし!30周年記念の4月6日放送分で確変が起こりました。

渡辺さんが急に床を触りだして「これは××だぁ~!」と床を愛でるついでに知識を披露!

そして「安心するよなぁ~」と顔を綻ばせる渡辺さん。

これは30周年ならではの大盤振舞なんでしょうか。

 

この渡辺さんの相づちには我々視聴者も大変安心しております。

 

よくある中堅タレントのお宅訪問って「へぇ~!!」「すご~い!!」ってたかだか家なのに驚きすぎません?

それにワイプで目を丸くする芸能人の顔が追加。暑苦しいですね。

それに比べ渡辺さんのリアクションと淡々とした進行は心地よい風のようなもの。

落ち着いて観られますね。

 

2、出てくる人基本富裕層

出てくるのは豪邸なので住民も「それなり」です。

 

先述した中堅タレントが出てくる番組にもお金持ちの住民は出てきますが、

驚きを煽る演出、「CMの後、最高額のアレが!?」というありがたくない勿体ぶり。

派手な住民には正直拭えない成金感がありますね。

しかし、建もの探訪ブルジョワピープルは違います。

 

「××会社の社長をしている~さん」のナレーションでさりげなくお金持ちアピール。

そして何故か奥さんが渡辺さんに料理をふるまうシーンがたまに登場。

大体その料理が「パスタ」等というのがさりげない。

食器も高そうだろうな~~と、庶民の羨望を淡々と煽るのです。

住民のキャラクターも基本控えめでアクの強い人は篤史基準をクリアしないのかもしれません。

 

・・なわけで、建もの探訪民の余裕は段違いなんです。

 

しかし、色々ありましてこれが中年以上の夫婦なら安心なのですが30代のデザイナー夫婦だと「子どももまだ小さいのに23区にこんな豪邸・・?まさかローンを・・?てかデザイン前衛的過ぎて吹き抜けに子供部屋面してるけど落ちたらやばくない?」と余計な心配をしてしまいます。

まぁただ出てくる子供のおもちゃも「アンパンマン」などの俗っぽいものではなく「職人が作る木のおもちゃ」なんでお金持ちなのは間違いないですね。

 

心配性なあなたは是非「鎌倉」とか「静岡」あたりのご隠居家庭の回を観ると良いでしょう。

 

なわけで番組の魅力を語ってしまいました。

 

最新回が「わ~!ここに泊まりたいな~」という安心回で、鎌倉の70代80代夫婦で、30周年にふさわしい品のある方々。

元は飲食店併設だったお宅を改築したのですが

食器の数も豊富で落ち着いた内装。

さしづめ「高級料理店の個室」といったところでしょうか。

元は三階だったのに二階にしたようです。

 

今後も「建もの探訪」、要チェックですね。