私は「万博」マニアです!
でも、実際に行ったことないので厳密には「万博を調べる」マニアなんです!
何といってもその魅力はTDLやUSJみたいな成熟したテーマパークとは違う、個性のあるパビリオン。
大企業が威信を懸けたパビリオン!・・の一方で、
マニアックな国の「がんばりました」感が否めないゆるいパビリオン・・!
当時の情勢がモロに出てるのもおもしろいです。
90年の大阪花博とか・・バブル期だからお金がかかってるんだろうな、という気合いの入れよう。
また「お代わり」的要素として、万博という国際的なイベントが終わった後の「夏草どもが夢の跡」感満載の街にも魅力を感じます。
あんなににぎわってた場所なのに、住宅展示場になってるんですよ?
海外VIPとか訪れた場所なのに今やファミリー層が休日にフラっと訪れるのですよ?
(例)千里など
ひぃ~~こりゃたまらんね!
4月26日放送の「タモリ倶楽部」はそんな私にうってつけの回でした。
名付けて「歴代万博エモいい話発表会」!
各万博に行った方々の証言を元に、2025年大阪万博へのヒントを得ようという回でした。
大阪万博(1970年)の話
当時、外国人自体が珍しいので有名人でもなんでもない外国人からサインをもらいまくった。その中でもインド人からもらうサインのレア度が高かった。
あと、当時は洋式便所が珍しく使い方が分からなかった。
証言者・みうらじゅん
つくば万博(1985年)の話
「15年後の手紙」のコーナーで、当時想いを寄せてた女の子に手紙を出した男性。15年越しに手紙が届いてしまい、気まずいことになってしまった。
証言者・ゲスト出演された一般の方
・・しかもこの後つくば万博をきっかけに結婚した夫婦が登場するオチ。
愛・地球博(2005年)の話
リトアニア館で流れてた映像が色々とおかしすぎる。
内容は黒いスタジオをバックに、対話形式で日本人とリトアニア人が話すというもの。
日本人が「あなたは明るい性格ですか?」と切り出し、その後「ハラキリの話」をすると、リトアニア人が「それは抗うつ剤ですか?」と返すという、かみあってないやりとり。
無機質な訳者の声が何ともいえない世界観を醸し出す。
証言者・八王子から毎週万博へ通ってたマニア
・・・う~~ん!万博って悲喜こもごもですね!
期間限定だからこそ「思い出」となる。
一時的なイベントだから不思議なコンテンツがあっても、「知る人ぞ知る」程度に留まってしまうのも儚くて良いです。
唸ったのは、「万博は文明の起こり、繁栄、衰退を疑似体験できる」という発言。
あとは今回のロケ地が故・青島都知事が構想してた博覧会(万博とは違う)の会場になるはずだった豊洲というのもぐっときました!
もし開催していたら、どうなっていたのかな?
ゆりかもめパンパンで傾いていただろうね?