記憶にございます

ひたすら日常の記録を取ることにしました。裏道を通りたがる私。いつかタモリ倶楽部に出演したい。

ふとクッキーから人生の悔しさを感じた話【泣きそうになりながら書きました】

自分に満足して生きている人ばかりではないと思います。

 

ふとした瞬間に「あれ・・?私ってひょっとして・・・?」と気がついて、心の中のどこかで自分の作り出した他人が「アイツ、ぱっとしないよな」「空回りしてるよな」と自分に向けてヒソヒソ言い出している。

 

そんな瞬間が急に訪れた日曜日の話。

近くの美味しいパン屋さんが○周年フェアをやっていると聞いて、お昼ごはんを買いに行ったら行列。

どうやら1000円以上お買い上げでクッキーがもらえるらしい。

私は「限定商品でもあればいいかなー」と思ってたのですが、特に限定品みたいなのは無く食べたいパンを選びました。

 

食べやすいお惣菜パン2つと今旬の巨峰が乗ったパンです。


f:id:n-village:20191020150603j:image

 

で、お会計をしたらなんと「982円」!

入場規制をしているほど混雑している店内で金額を計算して・・・と冗長に考える暇もなかったし、あとこれ以上買い足しもしたくなく。

 

ここは前向きに、「家にお菓子があるからこれ以上クッキーは要らない」

「やっぱり考えてもこのパンの布陣が完璧だった」と思いました。

 

でも作られた前向きって脆いです。

一気に悔しさがこみ上げてきました。

だからどうってことは無いのですがトボトボ歩いていたら何だかこの出来事が私の「少し足りない」人生を表しているようにも思えてきました。

 

その瞬間、大通りにて10年以上ぶりに霊柩車を見かけました。

この思考が引き寄せたのかと困惑し、親指を隠しました。

 

「クッキーまで一歩届かなかった事件」を引き金に、「何だか私、イケてないんだよね・・・完全にしょぼい奴だよね・・・」とパンとクリーニング屋に取りに行った洋服を持ちながら考え始めました。

そういえばクリーニング屋の割引ハガキも今日忘れたし。

 

ただ、もう一人の私が「マイナスな考えってマイナスな出来事を呼ぶんだよね・・」「アホになればいいじゃん・・・」と肩を叩いてきました。

しかし、その「もう一人」はすぐ消えてしまいました。

 

余計なことを考え出してしまい、ここからもうネガティブの滝がとめどなく流れます。

ファウンテンです。ネガティブフォンデュです。バナナつけて食べるしか無い。

 

例えばこの前の「男女混合の飲み会で、異性と連絡先交換してないの私だけじゃない?」とか考え出して、「美人な人はちやほやされて聞かれてたからな・・・」とか「自分から聞いてた女の子いたからな・・・」とか「まぁ私もいっぱい話したからいっか・・・」とかグルグルしだして、

 

思考回路が脱線しはじめてきました。

「何か、ここ2年不作過ぎるな・・」とか

「ちょっと異性慣れしてない人がコイツなら、と絡んでくるんだよな・・・」とか

「明らかちょっとイケてそうな人からは私スルーされるもんな・・・」とか

「ここまでメイクの練習しても無理なら整形か・・・」とか

「ちょっと待て、割と今まで付き合った人モテなくもないしルックスがストライクだったぞ・・」

「今まで振り返ると、自分もその人に決め手を感じて動かないと向こうから来ないもんな・・・」

と考えてきました。

 

本当にこのまま独り身なのか・・。と頭を抱え出すのです。

 

自由人気質が染み付いてるものの一人で生きていく強さも無く。

かといって歩み寄るほども誰かもおらず。

モテたいわけではないけど、この状況に満足するわけでもなく。

 

ところで私に「面食いじゃないの?」って言ってくる人、まとめてグツグツ煮てあげたい。

上にタイプの顔とか書いたけど、初対面から好きだったわけではないからな。

 

 

でネガティブの沼どころか赤道直下まで掘り下げていきました。

ブラジルのみなさーーーーん!!!!

 

な、ん、で、

 

本当にネガティブ思考が過ぎると似たような思考の人しか寄ってこないよね、とどこかで悟るに至りました!

だって、卑屈な人ってブサイクなんですよ。

直視に耐えない。だって、私は顔の造りではなくて醸し出す表情で「容姿」って作られるような気がします。

 

そして大変失礼ですが私はいわゆる「非リアな人」が本気で苦手です。

刺激しないように接する疲れがあるのです。表情筋ひきつる。

 

なわけで、悩みはそこそこに。

そ!分かっててもハードルを越えようと異性のいる飲み会に行く私偉い!

人との比較って振り回されるだけですよね!

 

まずは美容院だ!!