昨日公開のブラック校則、楽しみすぎて公開初日に観に行ってしまいました。
記憶の限り初めてかと。
ここ最近の採点、授業準備、モンスター隣人、押し寄せる様々なことに疲弊して夕寝でチャージした、金曜の夜。
むくっとして晩ご飯食べたら
#今だ立ち上がれ早く
映画を観たくなりました。
とにかく疲れると、顔が良い人を観たくなるんですよ。
本能なんですよね。
勝利くんは顔が整ってるのにキャラが程良いし(ラジオとか超癒される)
海人くんも掴み所が無い子かなと思いきやマンガ描いたり、ブラ校ドラマ版の演技で器用さを見せてきたり。
二人の魅力は顔の良さだけではありません。
ドタバタで21時35分の回、新宿三丁目からダッシュしても52分くらいに入場。
なのにハイボールをしっかり頼む。
新宿ピカデリー、酔わせにかかる。
一杯やりながら放課後の学園映画とか、ブラック先生爆誕。
しかもエレベーターでの移動を知らず、ひたひたのハイボール持って乗り込みましたからね。
たまたま最後に乗って良かった。
席はもちろん、トイレへの移動に支障ない席を確保。しかもC列。前の方だと顔の良さ堪能。
が、しかし!!
顔の良さを上回る、気分の上がる映画でした。
色々まとめると、
・モトーラ世理奈ちゃんの佇まいが美しい
私がわざわざ、初日に行ったのはこのモトーラちゃんの個性的な魅力をいち早く観たかったから。
所々で悲しさ、嬉しさを見せるのが何とも言えない。
創楽くん(勝利くん)の恋心を追体験しているようでした。
よくある学園スイーツ映画だとヒロインの顔が似たりよったりであまり感情移入出来ないのだが、これは創楽くん、守ってあげたくなるよと思いました。
・トリプルファイヤー吉田かっこいい
タモリ倶楽部でおなじみ!担任の先生役でトリプルファイヤー吉田さんが登場!
いかにも「頼りない」感じかと思いきや、序盤かっこいいわ。
とにかく劇場で確認してみて下さい。
何故か吉田さんのあるシーンの笑い声が一番大きかったです。
まさか、劇場にいるのはセクラバでもティアラでもなく、吉田推しが多い・・?
・何故か生徒を想い泣く
何かこう、校則って本当に生徒の幸せを想って作られてるのかな?確かに風紀が乱れると危ないけども?と考えてまして。
一番多感で柔軟な時期を抑圧された中で過ごしていいのかな?と疑問もあるのです。
ただ、生徒を守りたい学校側の考えも理解できるのです。
縛りと守りって違いますよね。縛られると、思考回路を奪いかねない。
だったら「校則の緩い高校に行けばいいじゃん、義務教育じゃないし!」となるのですが今の日本でそれは容易でなくて。
校則が緩いのは一部の進学校くらいだし、受験前にきちんと校則って開示してるのかな?
なーーんてことをグダグダ、飲み屋のテンションで観ながら涙があふれてました。
我ながらめんどくさいな。
あるシーンが本当泣けたんです。最初モブと思った子のシーン。
あと、クライマックスへの持ってき方が鳥肌。
彼が制服着崩す役とか想像できないですよね。
いや、でも顔がいい。
とはいえ、制服を着られると当方ときめきスイッチがオフになるのでもはや生徒を見守る気持ちで見てました。
創楽くん、ハラハラするんだよ。だけどそれがいい。
どんな子だって発信する権利があるんだよ、っていうのをこの作品から中高生に感じ取ってくれたらいいな。
・これから楽しみキンプリ海人くん
何かこう、フワフワしてる子なのかなと思っていたら演技が初々しいと思えないくらい自然。
一見お調子者で、でも彼なりの悲哀も抱えていて・・っていう実は複雑な中弥くんを見事に演じきってました。
いや、いちごサンド食べたくなったわ。
ティアラはいちごサンド自体になりたくなったんじゃ。
海人くんは他の役柄も見てみたいな。
・でんでん登場
校長先生役なのですが、生徒の誰か消される・・?とびくつきました。
・スクリーンで流れる「麒麟の子」
程良く酔った状態で(一杯飲みきるのに2時間かかった)推しの曲を劇場で聴けるとは!
カッコイイがあふれる映画だったので、より上がりました。
とにかく学校に通う層だけでなく、現状を変えたい人におすすめです!