一日中動いてくたびれたー!
コンビニで買ったストロング缶と、いつもより4時間遅れのコンビニグラタンディナーと観る映画はアッサリサッパリ笑えるのがいい!
んでアマプラにて選んだのはこれ。
ざっくり言うと、「太ってて卑屈なニューヨークの女性が頭を打ったことをきっかけに自分をスタイル抜群の美女と思い込む。ところがその思い込みが人生を好転させていく・・・」という、よくある変身ものと思いきや実は変わっていないというひと味変わったコメディです。
結論から言うと、「小気味良いセリフ、テンポ良いストーリー。大きな展開は無いけど、新年にぴったりな自分洗脳ムービー!」ってわけですね。
というのも、私とってもベリー激しく主人公に感情移入しまして。
十代の頃、私、お腹出てるし一重だし、よく転ぶドンクサちゃんだし、家庭科の実習ではミシン暴走させるし、「男はみんな目ぱっちりスリムの子に優しいんだ!」と思っていました。
異性が怖かったんです。あとイケてる女子。
小中学生のときにはここに書きたくない扱いを受けましたし。
何故か友達は目がくりくりして明るい子ばかり。
(ウマが合うから仕方無いが)
2人だけでいるときは楽しいのに、そのときは、店員とか出会う異性の目を見るのが怖い。
アレ、私のこと見てないんじゃないかって。
○○ちゃんと話す方が良いよねって。
んで大学に入って、つけまつげマスカラばっちばっちにしてみたらチョット異性が優しくしてくれるようになりました。
で、大学を卒業する頃には躊躇せずに異性と話せるように。
で、仲良くなった異性や(笑)シェアハウスで異性にスッピンを見せる機会が増えた20代。
あれ?スッピンでも異性と話せるぞ?と気づきました。
つまり、「今まで異性と関わる障壁になっていた容姿の問題は思い込みなんだな、小中学生のとき異性に嫌われていたのって、鼻炎気味で教室で鼻かんでそのティッシュをため気味だったからなんだな。」と思うようになりました。
よく考えれば、ありがちな可愛い、かっこいいの基準から外れていてもモテる人ってたくさんいますよね。
結局、目が肥えた人は一緒にいて楽しい人を選ぶと思うんです。
パートナーってアクセサリーじゃないし。
この作中に出ている「夜中にガス欠したとき一緒にいたいのは(さっきの美女より)君だよ」の言葉が物語ってます。
ただ今でも卑屈なところが多々あります。
よく手をぶつけるし、関係ない棚を何度もまさぐるし、手先不器用だし。
すぐ感情的になって論理的な話をするのが難しくなるし。
でも、作中のイーサンが言った「人は自分の足りないところに目を向けがちだ」という言葉にハッとしました。
短所は直そうとしても出てくるものだし、自分、魅力的なところありますしね!!
自分の味を出していこう!人の味も美味しくいただこう!
そんな気分になれました。