平成の至宝と言えば「モテキ」の長澤まさみの脚でしょ
アマプラで「モテキ」の映画版が配信されてるので観てみました。
私、モテキ好きで、ドラマは全話何度も観てるし漫画は全巻持ってます。
だから今更です。
映画の感想。
長澤まさみのホットパンツから伸びた脚は平成美の至宝でしょおおお!!
美の巨人たちで特集してくれ。テレ東だし。
誰かあのおみあしを彫刻にしたいから美大に入った人はいないのか。
平成サブカル文化はこれを観ればバッチリ
公開当時の2011年がSNS黎明期ちょっと過ぎたあたりで、私も友人と互いにTwitterアカウントを開設したり、外国人の友人ばかりだったfacebookに日本人オンリーのコミュニティーの友人が入ってきたのがこの頃でした。
スマホが普及しつつありましたね。
とにかくエンドロールのあの感じとか、The2010年代初頭。
でも、オザケンや岡村ちゃんをぶっこんでくるんで、満遍なく平成の文化を網羅してます。
たぶん、令和になったら「The平成」としてこの作品が挙げられるんじゃないかな。
可愛さの決め手は突き抜けた笑顔
長澤まさみ演じるみゆきがとにかく可愛い!
あの笑顔で太陽光発電できるなってくらい。
可愛いから、Twitterで自分を飾る必要が無いというのが何ともリアルです。
幸世のことを「かっこいい!」というキャパの広さ、かつベッドで次のステップへ行くのを焦らない余裕。
「どろんしま~す」というノリの良さ。軽やか。不倫してるけど。
飲んでる途中でタンクになるし、カジュアルだけとホットパンツ。
いやもう隙の女神か。
モテの模範解答ここに極まれり。
よく雑誌とかにある「ゆるふわモテ♪」は単なる概念で、実際モテるのはこういうシンプルで軽やかな子なの。
一方でみゆきの友人、るみ子も美人。多分みゆきと同じくらい可愛いのだと思う。
でも、この映画では不遇。
初対面の盛り上がってるカラオケで急に「カモフラージュ」。
(それ、ある程度慣れた人たちとオールカラオケの夜中三時で歌う曲)
もうここで「あ・・」となる。
るみ子は穏やかな非恋愛重視層の男性となら上手くいくタイプなんじゃないかと。
とにかくthe透明感ナンバーワン女優の麻生久美子の演じぶりにあっぱれです。
あと朝帰りの牛丼の美味しさ!夜遅く見ちゃいけないやつだな。お腹空いた。生きてるって感じがするよ!
モテキで人生哲学を学ぶ
一応「ラブコメ」にあたるんだけど、色々心が痛くなるのがこの作品。
空回ったり、傷つけたり、報われなかったり・・・。
私も「何でこんなことを・・」って自分の行動に悔やむことがあるんです。
だからモテキを観てて自分に重ねて落ち込む。
けれども、動くしかないんですよ。
幸世はナタリーへ就職したから色々動きが起こったんじゃん。みゆきにライブ中変なこと言ったけどその結果、みゆきの本心が分かったんじゃん。
もーさー、人生って毎日初めて物語だし、色んなタイプの人間がいるし、それで上手くできる人がいるけど、上手く行かなくても何か楽しければ良くない?
辛気くさいと人も寄ってこないよ!
って気持ちで見られるのは私が30オーバーだからでしょうか。
たじろいだりする様子が懐かしい。
青春は、制約がある学生のものじゃなくてある程度自由になる社会人のものなんじゃないでしょうか?