本当にネットワークビジネスだけが恐怖だろうか
ヤフートップにこんなのが載ってました。
「アムウェイ勧誘論破動画」で生計を立てる、異色の東大卒YouTuberの素顔(bizSPA!フレッシュ) - Yahoo!ニュース
実際動画を見たらかなり面白かったです。
出会い系アプリで出会ったサユリちゃんからネットワークビジネスの勧誘を受けるまっすうさんのやり取り。
「やりがい」や「人生の成功」みたいないかにも「ワクワク」させる言葉で誘うサユリさん(勧誘する者)VS「本当にそれは儲かるのか」と、具体的な数字を出して論理で返すまっすうさん(勧誘される者)の会話。
この動画は「論破」の文字がタイトルに入ってるから、自分の主張を一方的に語って相手をやりこめるのかな~とか思ったらそうではなかった!
きちんとサユリさんの懐事情を心配するそぶりを見せるまっすぅさん。
本当に相手をやりこめられる人って、好戦的とかではなく「あなたのことも考えてますよ」って懐柔させられる人なんだと思う。
まぁ相手を打ち負かせてヒートアップさせても仕方ないですしね。
とにかくこういう強く勧誘する人には「うわあ~コイツ話になんねぇ~~」と思わせておけばいいんでしょう。
「話がわからない人」は頼りにされないから楽です。
「小難しい話はわかりませ~ん☆ストゼロ飲んでれば幸せだから、あなたの言う成功とかよくわかりませ~ん☆」みたいな。
よくワカラナイんだけど、そもそも本当に売れてて良い商品なら、そのお金で営業部隊を雇えば
「社員」という時間的拘束の下、確実に動いてくれるし
継続的に社員教育して育てれば、会社に貢献してくれそうなんだけど。ほんと、よくワカラナイです。
(※ネットワークビジネス以外にも営業がいて一般的な販促ルートがあるのかもしれません。調べるのだるい)
「やる気」で人件費出し惜しみできるんだなぁすごいなぁ。
数%の報酬でよく動く人なんてどれくらいいるのでしょう。
ちなみに動画のコメント欄は、ネットワークビジネスへの憤りが散見されます。
時間やお金を取られて理不尽だと感じてる人が多くいるんでしょう。
ところで疑問なのはネットワークビジネスだけが恐怖なのかということ。
ありませんか?
学校や職場、地域や趣味の集まりでの消耗する人間関係。
「あなたもこうしよう!」で人を巻き込み、誰かの承認欲求や不安を打ち消すのに使われる。
「友達がいなきゃ!」とか、「恋人がいなきゃ!」とか「繋がりアピールしなきゃ!」とか。
ネットワークビジネス以外にも、同調で時間やお金、そして気力が吸い取られることって世の中いっぱいあると思うんですよ。
でも、人と何か共通点を持つの、何か一緒にするのって楽しいんですよね。
巻き込まれるのも乙です。
良いんです。楽しければ。本当にね。