記憶にございます

ひたすら日常の記録を取ることにしました。裏道を通りたがる私。いつかタモリ倶楽部に出演したい。

平成ネット史に燦然と輝く女たち

平成も残すところあと少し。

なので「平成の歌姫」だの「平成のドラマ」特集が目に付きますが、それは大衆的なテレビだけの話。

平成といえば「ネット社会」の隆盛!

これにつきませんか?

 

そのため、一般的にあまり取り上げられないような、

私なりにインパクトが大きかったネット上の有名人、特に女性をここで挙げていきたいと思います。

 

彼女らを見ていて分かったのは、平成にかけて、女性の魅力が「可愛い」だけではなく、「賢い」が付加されていったことでした。

 

ではご紹介しましょう。 

(なお、私が中高生のときに見ていたサイトはそこまで香ばしくなく笑

機会があれば語りたいと思います。)


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1、電脳あいたん100%

ウォッチしていた時期・2005年頃 

活動拠点・ライブドアブログ

 

元祖港区女子

モデルだったりレースクイーンだったり外資金融系(Gマンサックス)勤務をちらつかせたり、華やかな生活をアピールしていたあいたん。 

O妻女子大卒。この頃は赤文字雑誌の影響か?女子大に対するブランドイメージが根強かったような。

石田純一とか著名人との写真もアピール。

チワワを飼ってたなぁ。

自撮りの顔と、遠景で撮った顔があまりにも違うと話題に。

2009年カードを盗み不正利用したことによりあえなく逮捕。

虚栄が招いたのは道ならぬ事とは、虚しい。

 

2、のあおぴめなんばわん

ウォッチしていた時期・2005年頃

活動拠点・モバスペ

浜崎あゆみに激似(本人公認らしい)で、旦那はHYDE似という2000年代のビジュアル華やか絶対主義の象徴。

あゆ要素ぷんぷんのポエムが散見されるホームページ。

(あの頃、ごてごてに着飾ってた女子って病んでるのがおしゃれって風潮ありませんでした?)

 

しかし、その「設定」がツッコミどころ満載がゆえ各所からつつかれてしまいます。

 

例えば、娘が赤ちゃんかと思えばすぐ4歳児に成長。

一枚だけの「著者近影」が盗用と発覚。

 

このようにほころびが徐々に出始め、

実家がお金持ち、ジャニーズが元彼、と華麗なる経歴も疑惑の目を向けられることとなりました。

 

しかし、もう更新しなくなって何年でしょうか。

ただ、HPを見てみると、2000年代のHP文化が伺えて興味深い。

デザインもピンクやゴテゴテで一辺倒で、あの時代の「可愛い」はリズミカルだったんだなあと思います。 

 

3、ばびろんまつこ

ウォッチしていた時期・2009~2015年頃

活動拠点・Twitter

最初は「国立法学部」在学の頭の切れた女の子の呟きアカウントだったのがいつのまにか「キラキラアカウント」に。

 

ここで説明しよう!

キラキラ系とは2010年代にTwitterでよく見られた、いわゆる「ハイスぺ女子」たちのことである。

港区あたりに生息し、上げる写真は「一貫だけのカウンターお寿司」「シャンパン」「ゴルフ」「空港ラウンジ」「外資系ホテル」。

読んでそうな雑誌は「東京カレンダー」。

つぶやく内容は五大商社の人と合コンしたらどうの、パパ活とか何とかかんとか。

 

2000年代の華やか女子と違うのは、知的だったり男性と同等のものを嗜むのよアピールが見られたことかなと思います

 

あ、肝心のばびろんさんですが、その魅力はそのキラキラライフを毒とユーモアを交えてお届けしていたこと。


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(※時間がないのでタクシーのくだりですが、逆に電車の方が時間読めて良いと思うのですがね。)

 

で、何で上の画像の通りテレビに取り上げられていたかというと

2015年オークション詐欺を働き逮捕されました

そして明らかになる経歴。

まるで「港区土着」のようなつぶやきばかりでしたが、前述の「国立大学」も「O山大学卒」という・・。

えっと、東京デビュー22歳じゃないか!

いや違う。長崎の会社Jで働いてその後都内の会社へ、ということらしい。

そして会社を辞めてニートに・・。

愛人稼業でもしていたんだろうか、確実にわかったのは犯罪をして必死にキラキラライフを虚飾していたことですね。

シャバに出て、何をしてるのだろうか。

 

4、暇な女子大生

ウォッチしていた時期・2017年頃

活動拠点・Twitter

池田エライザ主演でドラマ化されたから有名かもしれません。

当時慶大生だった女の子が高学歴とだけ「優勝」する記録。

まず、あの行為を「優勝」と称すセンスに脱帽です。

清々しいのは「東大一橋東工大早慶」あたりとしか「優勝」しないと決めていること。

その記録は文才の塊。

行動力と数々の名言連呼に笑わせていただきましたが社会人になったり、特定の彼氏ができたり、で今はほぼ更新していない状態。

 

・・なわけで、あくの強い女性たちをご紹介しました。

今もインスタやYoutubeで話題になる女性はいますが、上記ほどのパンチが足りない気もします。

発信できる人の数が増えてきて、個性が埋もれているような気がする。

叩かれる人はいるけれども、内容もさほど痛々しくなかったりして。

(彼氏を出すな!とか前髪がおかしい!とか)

 

こうしてみるとずっとネット界で浮上している人は一握りですよね。

2004年に「恋の悪あが記」で名を馳せ、海外スポンサー旅行したり、電通に就職したり、な話題に事欠かないはあちゅうさんぐらいでしょうか。

 

今は個性がひしめきあって、記憶に残る人が少なくなってますね。