人見知り、奈良でゲストハウスへ泊まってみるの巻
私の旅行は平日が主流でして、宿代も休前日に比べ安く済むからか、じゃらんハイクラス認定のホテルによく泊まってきました。
「ホテルステイで旅の疲れをゆっくりと・・」
なんて思うのですが、ちらほら「ゲストハウスが清潔」「おしゃれ」なんていう声を耳にするようになりました。
独自性もあるから楽しそうですしね!
なわけで奈良旅行の際、ゲストハウスに泊まりました。
こちらです。
「奈良ゲストハウス神奈寐」。
こう、一人旅だと全く誰とも話さないのはしんどいですが
ある程度スタッフさんが「どこ行かれるんですかー?」と話してくれるのが良い。
ただそんなに会話は続かないのですが。
(友達といないと調子に乗れないタイプ☆)
よく昔ながらのペンションにありがちな「第2の人生を歩むおじさん」みたいにガンガン話しかけられないのが心地良い。
当然オーナーのギタータイムとかはありません。
あとはなんといっても快適さ。
ホテルのベッドは硬くて眠れないのですが、ここのベッドは柔らかい弾力があり、下段でも頭をぶつけない程度の広々とした高さ。
しかもドミトリーに他の客がおらず、念願の「ワンセグでローカルテレビ鑑賞」したい放題。
何だろうこの、秘密基地にいる感覚!
キッチンもあるから、安らぎのフルーツタイムも出来ます。
ホテルには無い、ゆったりとしたおうち感覚。
雨に打たれる庭を眺めるアンニュイなアラサー(設定)
「ふぅ・・雨の音に耳を傾けるのも悪くないわね・・」とシャインマスカットをまた一粒(設定)
夜、現地の友達と飲んだ帰り、バックパックがあるベッドを発見!
おぉ、遂に女子ドミトリーに宿泊客来たか・・。しかし、持ち主は来ず・・。
この辺のお店はやっていない。
どういうことだろうか・・?と思ったら夜11時くらいに戻ってきた。
んで寝て「私のいびき、まさかうるさかった・・?」と思いながら目覚める。
バースペースで一人で朝食を食べていると、同じドミトリーにいた女子が来る。
スタッフに「良いカフェどこですかー?」「正倉院展って楽しいんですかー?」とガンガン話しかけてる。
おお・・さすが飛び込み申し込みする女子は会話もアグレッシブだぜ・・おおおい、タメ語で会話してるよ!と思う。
私いびきうるさかったしな・・何かすみませんと思っていたら話しかけてくれた!
どうやら夜遅かったのは近くのイタリアンで飲んでいたかららしく。
色々良い感じに旅の情報交換が出来た。
そこでやってくるオーナーさん。
どうやらこの女の子は3度くらい泊まってるらしく、かなり親しい様子。
久々の再会に盛り上がってる・・。あら、た、楽しそう・・が、しばらくここでのんびりしたいので読書。
そう、「特技・空気と同化」を繰り出す。
そうです、前いた大規模シェアハウスでリビングでの会話に入ろうとしても入りきれず、戻るのも不甲斐ない気がして、一人でとりあえずスマホをいじりながらいたことを思い出しました。
飲み会とかと違って「同じ空間にいるだけ」って絡むタイミングがわからぬ。
他の客もおらず、盛り上がる中でポツンとするのもアレなのでベッドに戻ると、女の子が帰る様子の会話が聞こえてきた。
またバースペースで本でも読むか、と行くついでに「あ、もう帰るんですか?」と声をかける。
以上。(お察し下さい)
何かこう、交流がさかんなゲストハウスに泊まるとタイミングとかによってうっかりアウェー気分を味わうんじゃないかなと思った。
すぐにエンジン掛からない人間なんで5泊は必要だな!
そして、チェックアウト後観光すると荷物を取りにバースペースのカフェで休みに来た。
若い男性スタッフに「お帰りなさい」と言われ、観光で疲れた気持ちもほぐれる。
どうやら近くの人が来てスタッフと話し込んでいる。
ふむ、さっきの女子もここ数年でこの界隈にお店がどんどん出来ていると言ってたし、若者同士の交流が活発なのだな。
そんな言葉を交わさなくても、ぼーっと出来れば充分なのかなと思うゲストハウス滞在なのでした。
キッチンにフリーの茶葉があったり、洗面所に化粧水を置いてくれていたり。
サービスの独自性がゲストハウスの決め手だし、タイミングが良ければ他の旅行者の方とやり取りが出来る。
均一的なホテルではない、ガチャ的要素がゲストハウスの魅力なのかなと思いました。
すでにまたゲストハウスを探してしまっていて、次は大阪京都あたり行くかなと思う私でした。そして3泊コースかしら・・。