10月4日人間苦手の日 - 記憶にございます

13時
紙の新聞をじっくり読む。普段は狭いテーブルで電子版を読んでいるため、肩こりを気にしながら、荒波で舟を漕いでいる感覚で読んでいる。
上野に「桃山展」を見に行きたい。

この仕事をしていると休日こそ仕事の糧になるようなことができる。

14時半
道中ファーストサマーウイカANNのポッドキャストを聴きながら、実家から戻る。

最近気持ちが沈むことが多かったので、目の前の情報に集中して、メンタルの波を鎮めようとしている。
ウイカさんの声は聞き取りやすいから集中できる。

段々ふっきれつつある。どんなに悩んでも、100年後には私も他人もいない。

16時
途中の駅ビルで秋服を探す。コロナ禍において、街には男女ペアを見る割合が増えたと思う。自粛期間よりは減ったが。

買い物は体力を使う。声かけしてくる店員への笑顔ですら。あと私は巷の女性より歩くのが速いため、館内を歩くと人々の歩調に調子が狂う。

やれやれ・・セールもやってないし・・今日は撤退かな・・と思っていた矢先、オフィスカジュアルの上下セットアップの服がお得になっているのを発見。

感じの良い店員さんから「愛用してくださいね！」と言われる。セールストークのおかげでセットアップにできることに気づいたので買ったのだった。
やはり服は店員さんと会話しながら、リアル店舗で買うのに限る。

17時
図書館。買い物に続き疲弊する。
多くのお子さまがおり、授業の参考に読めそうな本を検索機を探そうとするもお子さまたちが占領。
2Fも3Fも、検索機は男性に占領されている。製造元同じかってくらい、同じようなルックス（めがね、リュックete）。コロナで使える検索機が少ない。一人の男性なんか座りながら、読書しながら検索機をいじっている。

スタッフは注意にも及ばないのだろう。何度行ってもいるので思わず舌打ち。
私ったら不快なことをするわねぇ、と思うが、ソーシャルディスタンスをとって、マスク越しなので伝わらないであろう。

ちなみに次の授業では「人権」を扱う。
私がこういう理解の範囲外の人に譲歩するのが「人権の尊重」というならば、私の「譲歩」は何の意味をなすだろう。
我慢して社会の成員になったところでどんな報いがあるのだろう。
こういう理解の範疇を超えてる人との共生は私に何をもたらすのか。
もちろんそんなことは授業で言えない。

ただ、検索機は使えないが、フリーWiFiは使えるのでその場で図書館HPから蔵書を調べることにした。

18時
八百屋へ買い物。「ナイヤガラ」というマスカットが安くなっているのを発見。シェアハウスの冷蔵庫に空きスペースを確認し購入。
その他、お得なエリンギなど購入すると900円・・？
レシートを出さないお店のため、過請求を立証するのは難しい。
一応、店頭に再度行き税込み料金を計算し直すと850円ほど。
うーん、まぁいいか。思った以上に結構値段が行ったとする。

19時半
夕食を作る。残りや茹でた野菜をタッパーに冷蔵庫に入れるも、例の隣人が多めにスペースを取っているため、やっと詰める。
また舌打ち。ぼそっと「物までうざいんだよ」と呟く。

が、この話を友人にすると私が「いかに被害者か」という視点で話してくるからかえって傷ついてしまう。

会話をしないが、同じような状況にある同居人が心の支えである。

ちなみに、かつて隣人への対抗心から多めに食品を冷蔵保存したところ、賞味期限切れが多発したため、スペースを増やそうとも思わない。

そもそも、他人への配慮が欠けている人たった一人にマウントを取ってどうするのだろう。ミイラ取りがミイラになり、私まで「図々しく」なるだけだ。他の問題のない住人たちに目を向ければ、そんなことは何の意味もないことだ。虚しさしか残らないだろう。

そして、そんな気持ちで作った夕飯は何故か塩加減抜群で美味しい。
逆に意気揚々として作るとしょっぱくなるときがある。

秋だから鶏肉のきのこクリーム煮。
ソースは牛乳とコンソメと片栗粉で適当に。
舞茸は長く鍋に入れたところ、良いお味噌汁の出汁になった。

21時
このブログを通じて自分が少し客観視出来て、スルースキルが養われた気がする。
人も私も、自分の常識で生きている。私が関係を築ける人はいるのだから、個性的な他人を気にするのは取るに足らない。

片づいた部屋で図書館で借りた本を読む。「「そこそこ　ほどほど」の生き方」という本。
他人はそれぞれの尺度で生きていて、それぞれの正義があって、でも自信が無いから誰かを巻き込んで自分の正義を実証したがって・・・それをいちいち間に受けて疲弊するのは生産性に欠ける。

適当適当。力抜いて行こう。他人は言うだけ言ってなーんもしてくれません！
でも助けてくれることもあるから、程良く距離を取りましょう！

22時
「1億円のさようなら」を観る。ほっくんのサラリーマン役が自然過ぎる。

「ブラ校」のとき、同じストのじゅったんをジャニと知らず若手俳優だと思ったことを思い出す。